クロエは心配性、だよ 僕なら大丈夫だから…ね、何処か打った訳じゃないから[立てる、という声に頷き幼馴染の手を借りて立ち上がる。服についたほこりを払うとライ兄達にと口にする声を聞き漸く他にも中に人が居る事を娘は識り、] わ…。皆、どうして集まってるのかな 団員さんに云われて…なのかい?[おずおずとクロエの肩越しの向こう側の人を見て。中には見慣れない少年の姿も娘は眼にしただろう。]