─ 談話室 ─[見上げてくる娘には、口許を僅かに緩めながら頭をぽんと叩いてやって。ライヒアルトからの申し出>>207に緩く首を横に振った]来訪者が多いなら、その応対に出る者が必要だろう。馳走になった。[ライヒアルトはそちらを、と暗に告げて。茶の礼を口にしてから談話室の出入口へと。廊下に出てアーベルとエーリッヒの姿が見えたなら、扉近くから談話室内に居る娘へ]エーリッヒが居たぞ。[そう告げて扉から離れて行った。アーベルとエーリッヒには簡単な挨拶をし、自身は外へ]