─翌朝─[起きて身嗜みを整えた後。食事も摂らず執事達にも何も言わず、一人家を出た。向かう先は自衛団の詰め所。改めて自衛団長から話を聞こうと考えた]ええと……確かこっち、だよね。[道を確認しながら歩き続け。ようやく詰め所を発見した時だった]……?[不意に視界に入った人の脚。それは詰め所へ続く道から少し逸れた道の先にあり。誰かが倒れていると思い、足を向けた]おい、大丈夫……。