―祭り会場内―……お、さっきの。[懐から頭を出して流れて行く景色を眺めていると、ご主人が何かを見つけたみたい。視線を前に向けてみたら、さっき導師のとこですれ違った女の子>>203が、誰か>>198と話していた。その近くにさっきの異界龍はいなくて、なぜか代わりにふわふわした生き物がふよふよ。ご主人は興味を惹かれたようで、ちょっと速度を落としながらそっちに近づいていく]