─ 談話室 ─……そうですね。[応対する者が必要、というのは確かなので、素直に頷いた]それでは、そちらはお願いいたします。……お戻りになられましたら、また、熱いのを淹れますから。[カップを置いて立ち上がり、礼と共にこう言って外へ向かう背を見送る。開いた扉の向こうからかかった声には、随分のんびりしていたな、などと思いつつ。新たに訪れる者のためのお茶の準備に動き出す。**]