─ 宿屋・広間 ─[厨房に行く者達は見送るのみで、視線を戻すと主のほうは唯一の子供に近づいていた。>>185主に自分が指差されれば、少女の視線はこちらに向いただろうか。目が合っても合わなくても、少女と猫ににっこりと笑みを向けた。]よろしくな、お嬢ちゃん。そっちのお嬢ちゃんも。[ついでに白猫の方にも、ひらと手を振った。なお猫の性別は知るはずも無く、勘で言っているだけなのだが。]