―― 回想 2F6の部屋 ――
[小さな手のぬくもりが、腕からじんわり染み込んできた(>>190)
その手を、逆側の手でそっと覆い]
し、心配、かけて、ごめ ね。
はい、びょき 舌べろ きまった。
でも でも。ほかは、元気 だい だいじょうぶ。
[明るい、無邪気にも聞こえる口調での言葉。
彼女の頬にそっと手を伸ばした]
だいじょ ぶ ですよ。
いつか。あな あなたにしか、できな、こと、あります。
見ら……見る…見えな、からこそ、できる、こと。
[励ますように、彼女の頬を親指でそっと撫で、立ち上がる。
こちらを気にかける呼びかけを、ノーラから感じて何か言いかけたとき。ダーヴィッドとカルメンが入ってきた]