─ 集会場外 西側 ─
そりゃあ……何かしら切欠でもあったんじゃねぇの。
[ユーディットの言葉>>210が耳に入り、ぽつりと言葉を漏らした。
その切欠が何かは、想像がつく。
それを口にしなかったのは、問い詰められる懸念が頭を擡げたためだ。
問い詰められたところで完全に説明出来る自信は無い。
それは余計に不審がられるだけであるため、曖昧に返すに留めた]
結構力あんのな。
んじゃ行くか。
おい、そっちは穴掘れたか?
[気楽な返答に感心したように行ってから、穴掘り担当の2人へと声をかける。
諾の返事があったなら、ユーディットと2人で穴に入れるまでの一連の作業を行った]