─館内二階・ゼルギウスの部屋の前─[襟首を銜えたベッティや尻尾で巻き込んだゲルダを床に降ろして。金の瞳は再びゼルギウス>>209へと向かう]……ふぅん。[返された言葉に対するのは猜疑の視線。ゼルギウスの言葉は、イヴァンを信じると言う根底を揺るがす程ではなかった]やっぱり、ボクはゼルの言葉は信じられないよ。今までは痕跡も残さずにやってのけて来たのに、今回だけ失敗するような手段を取ったのはおかしいもん。