― 回廊→談話室 ―
[近付いた談話室のドアが開いて、出てきたのはやはり見知った顔>>208
その彼が、談話室へと声を掛けるのを聞いて、自分の名が出た事にこてりと首傾げ。
そうして、挨拶を送られたならこちらも姿勢を正して挨拶を返す]
こんにちわ。
マテウスさんもいらしてたんですね。
[ここに来た用向きは聞かず、何処へ、と問えば簡単に答えは返る。
手伝うことも考えたが、同行しているアーベルを思い、今は暖を取るのが先とその場は辞して談話室へと]
いや、図書室は結構冷えるなー。
あ、ライヒ君、こちら、図書室であったお客さん。
[向こうで何があったかは言わず、アーベルの紹介だけして、室内を見回せばこれも見覚えのある少女が一人]