─→第一階層・整備室─[忙しく立ちまわる整備士たちの間をすり抜けて、言われたとおりに装置の中へ入った。ぺたんと伏せのポーズを取り、目も閉じて、メンテナンスの為に9割の機能を一時スリープさせる。何かあれば対応できるように両耳のセンサーと一部の機械脳だけは稼働中。つまりは通達内容>>212もきちんと捉えていた][メンテナンスの結果は概ね良好。強いて言うならば嗅覚センサーがやや旧くなっている程度か、他にもあるかもしれないが、いずれも目立った故障とまでは行かない筈]