[はい、と差し出したのは好事家たちの一部ではやっている本。 うっかり購入するときにどんなものか訊ねたせいで暑苦しく語られたのは苦い思い出だ。 本を抱えて浮かれるアーベル>>153に苦笑を零し、やめとくれ、と手をふった] 天使の彫像のモデルがあたしじゃなきゃ喜ぶところなんだろけどねえ……[ぼやきつつも浮かれているアーベルに次の商談をする。 冷静なときよりも気前のいい金額ににやりと笑みを零し] はいよ。次来る時必ず。