[仕切り直すように言って放たれる雷光の矢>>217。光の速さで迫るそれに、ち、と舌打ちした後、両腕に気を通して眼前にクロスさせることで壁とする。避け切れぬ矢を腕で受け止めると、後方にずり下がった上に強化した腕を弾かれた。じん、と雷撃の痺れが腕に残る]負け、っかよ![踏み締めた足に力を込め、気を通して地面を踏み切る]昇竜……![巡る気は身を軽くし、一時的な飛行状態を作り出した。高く舞い上がる上空から少年を狙い定める*]