[ライヒアルトとエーリッヒが広間に戻ると
其処にはハーブティーの香りが漂い鼻腔を擽る。
カウンターに並べられたカップ>>203を取りに行こうとすれば
ライヒアルト>>216が此方まで運んでくれて]
ありがとう、ラーイ。
[そっと手を伸ばし彼からカップを受け取る]
良い香り……、いただきます。
[ハーブティーを用意した二人とゲルダにそう言ってカップに口付けた]
――…っっ
[躊躇い無く一口含んで其れを後悔するのは直ぐのこと。
自分が猫舌なのを忘れていたらしい。
舌に伝う熱さに思わず涙目になってしまう]