─湖畔─
『此奴のことは放っておいて構わんのである。
身体が動くようになれば自力でするだろうからな』
[治療を申し出てくれたナターリエ>>206にも、やや怒りの様相を残したまま、ティティエンが断りの言葉を紡ぐ。ライヒアルトの宥め>>210を聞いても、未だ鼻息は荒かった]
『講師殿の言うことも理解は出来るが、此奴はまだ未熟故、褒められたものではないのである。
ただでさえ召喚はきちんとした手順を踏まねば応じてくれるものは少ないと言うのに』
[この大馬鹿者は、と最後の一発をリーにくれてやった。その言葉から、何かしらを召喚しようとしていたと言うのが分かることだろう]
ティ……容赦ねぇっぺ……。
[同じところを頭突きされて、痛いなんてもんじゃなくなっていた]