あ、自衛団の人、用意が出来たら来るって謂ってたよ。[と、肝心なことを思い出して、気だるげに告げる。]――……ご飯食べる間が、なかったんだ。[そして、見透かす妻の言葉に、そろりと視線を外した。まるで叱られている子どもの態である。]