─川岸─
あ、エイキチちゃん、またねー。
[戻っていく小猿にぱたぱたと手を振り、去っていく二人を見送る]
ん、最初に降りたのが廃墟の方だったから、それなりには見てきたかな。
狐のおにーさんも言ってたけど、結構広いよ。
[何やら言いなおしたような間のあるロザリーの呼びかけに、ほんの一瞬何とも言えない表情を見せるも、慣れていないんだろう、と判断して突っ込みはせず]
あ、ボクもそろそろ行こう。
……お風呂、見つけないと。
[それから、当初の目的を思い出し。
ロザリーにじゃね、と手を振ると、翼を広げて*街の方へと*]