[イヴァンとベルナルトのやりとりが落ち着いた頃。少し離れた背後に男の姿がある。いつもの湖畔に佇むように、そこに居た]…いる[ここに、居ると。声音静かに告げて。こちら側に来たイヴァンの背に抱く複雑な思い。前髪の下でどんな顔をしているのか、男自身にも判らない]