─元宿屋・広間─[>>214 再度の声に、真白の猫はじと、という感じの視線を青年に投げて。それから、違うわよ、とでも言いたげに、低く、鳴いた]……ん?こら、ミーレ。そういう声、上げない。[耳に届いたその声に、泳がせていた翠をそちらへ向けて諌める。真白の猫は、ふん、と言わんばかりに澄ましてそっぽを向いた]