[ユーリーが肩を竦めるのには、また表情和らげて何もお返し出来ないけど、と、イヴァンに向けたのと同じ言葉を小さく呟いた。それでもやはり、遠慮は、しない。行ってらっしゃい、と背を見送ってから洋梨酒をひとくちまた呑み、ミハイルへと視線を向けた] 鹿、捌いた? お疲れ様。 革、余ってたらなめすから、くれる?[動物の革が余ったらなめして色々な道具に加工する。ロランの、本当に僅かな出来る仕事のひとつ。最近は大きな獣が取れないから暫くしていなかった]