[眼下で膨らみ行く強大な力>>222。まるで海そのもののような煌きに、一瞬だけ目を細めた]俺の全力、くれてやる……。[呟きと共に高まる気の力。それを数倍に高め、全身へと巡らせた。身体から溢れるように揺らめく気は、やがて一つの形を作り為す]──── 神ッ竜ゥ!![飛翔した身体が少年目掛け落下する。右腕を振り被り落ち行くその姿は、正しく竜の如く。身体を包む気が竜を象り、海を打ち破らんと吼えた]