─ 談話室 ─[なんでもない、と首を振られる>>212なら特に追求する事はしない。エーリッヒたちがやってくると、天鵞絨はゆるくそちらへ向いて]本のために良い環境は、人には厳しくもありますからね。[図書室は冷える、との言葉>>217に冗談めかしてこう返す。彼に伴われて来た藍鼠色が目を引く青年は、冬になると図書室を訪れる者で]ああ、今年もいらっしゃいましたか。[淡い笑みと共に一礼し、二人のためのお茶を用意する。肩の小鳥が挨拶するようにぱささ、と羽ばたいた。**]