─ 湖畔 ─
……そこは否定しねぇけどな。
[同じ属を持つ者同士であれば、支えとしては大きい。
それはわかるから、否定はしなかった。
しない代わりに視線が胡乱気になるのは已む無しとしておいて]
……あんたな。
[機鋼竜に関してさらり、告げられる言葉>>221に、異眸が更なるジト目に変わる。
いつもなら諫める立場の白梟を欠いているのも、ある意味では不幸というかなんというかで]
……大して、って事は、全く無害じゃない、って事かよ。
[ぼそ、と呟く。
いや確かに、ちょっとくらいは歪んでもいいんじゃないかと思う部分、なくはないのだが。
干渉した相手が相手だけに、色々と複雑な心境になるのは、どうにもならないらしい]