[真一文字を放った後は、その余韻を残すかのようにしばし体勢はそのままに。軍神の声が聞こえたところで型を戻し、刀は左手だけで持った]…政宗様の右眼である以上、負けは許されんからな。あのお方の背中は俺が護る。……とは言え、軍神を相手にして地に両足をつけていられるとは思っては居なかった。お相手、感謝する。[左手の刀を鞘へと戻し、敬意を込めた一礼を相手へと向ける。その後に軍神へと近付き、立ち上がらせるべく左手を差し出した]