― パソコン室 ―
[諏訪>>229の頷きに、楽しみです、とようやく慣れてきたように、どもる回数はじょじょに減っている。
開いた窓の隙間から冷たい風が吹き込んでくるのにゆるく瞳を細め、火照った顔にはちょうどいいと小さく息をついた。
もどってきた諏訪が覗き込んでくるのに驚いたようにまたたき、冷たい風が冷やした頬がまた赤くなる]
ど、どちらかというときっと私がお願いする立場だと思うのですがっ
[あわあわと近い距離に動転しながら早口で答え。
自覚がない様子にやはり天然、と内心で頷きつつ、近い距離でまっすぐに向けられる瞳に陰りが見えれば慌てて首を横にふった]
いえっ、そういう意味じゃなくてですね。
えっとその、あの、――す、諏訪先輩はかっこいいから、あんまり優しくされると勘違いする人が出てくるんじゃないかなあと、そういう話し、です。