だ、大丈夫、です。ちょっと熱かっただけで……。[少し舌がひりひりとするけれど心配してくれるゲルダとライヒアルトに向けて慌てて言い繕うが]あ……。[その前にゲルダが水を汲みに厨房へ向かうのが見えて恥ずかしいやら申し訳ないやらでへなりと眉尻を下げた]ラーイもありがとう。御蔭で大したことはないみたい。[カップは手で触れられる程度には冷まされていたからこれは女の不注意であって誰のせいでもない]