[礼を向けるのに薄く笑い]竜の右眼とはよく言ったもの。そなたが背を守るのであれば、政宗公も存分に力を振るえるのでしょうね。[そう言いながら、差し出された手に礼を言い。その力を少しだけ借りて立ち上がり]わたくしも、軍神の名に奢ることなく、もっと精進しなくてはいけませんね。守るべきものがありますから。それに気付かせてくれたこと。感謝します。[そう言うとようやく長刀を鞘へと納め、改めて竜の右眼に向けて頭を下げた]