― パソコン室 ―
[川島に続いてやってきた真崎たちへと諏訪が意識を向ければその間に息をととのえたりしつつ。
真崎と宮町にもう一度挨拶のために頭を下げた]
こ、こんにちは。
あなたたちも参加者、なんですね……あ、私は、百乃喜 桜子です。
よろしくお願いします。
[この短い時間でとりあえず自己紹介だけは慣れたらしい。
そこまであわてることなく声をかけつつ、じつは未だにIDをさらしていない桜子は、他のひとのIDも知らないままだった。
なので真崎たちがIDをなのるのなら、そのときにようやく自分のIDをつげるのだった**]