─回想 住宅街・アヤメの家─…ありがとう。えぇ、嘘は言わない…約束するわ。[レッグから反対されなかったことは、正直心を軽くしてくれて。弱く微笑み、頷きをみせて。パトラッシュはどのような反応をみせたろうか、反対されても、ごめんなさい…と謝って。]ちゃんと指定の時間には集会場に行きます。もしも戻らなかったら…その時は、私を。[彼らの人となりを知っている自分には、その言葉の続きはどうしても出せなくて。後ろを振り向かず、銃の入った袋を抱えたまま駆け出した。]