[少しの間を置いて、蒼に変わった焔が降り始める]よっしゃぁ![実はあまり成功したことのないそれに、はしゃいだ声をあげるご主人。呼ばれていたボクはこっちに飛び火した時の為に魔法壁を張ろうと……あれ、なんか寒気が]……うえぇ!?[ご主人の声が上がったのはほぼ同時。焔の雨を切り裂いて、吹雪の衝撃波が飛んでくる。ボクの張った魔法壁程度じゃ到底防ぎきれなくて。次の瞬間、揃って後ろにふっ飛んでいた]