[泣いてすっきりしたのか、やらなければならない事を思い出し、
備え付けられていた筆記用具に、さらさらと必要なものと一座への謝罪と事情を記した後、]
手紙は隣町にいる『黄昏の旅団』一座に渡して欲しいの。
[と言い添え、外にいた自衛団員へと放り投げた。
一応、荷物は必要最低限を持って来てはいたが、所詮、必要最低限でしかない。]
一回顔洗わなきゃなぁ…。
タオ、下行こうか。
[泣き疲れて眠るまで泣いたのだ。
まぶたも腫れぼったい。
階下へと向かうために部屋から出た。
ブリジット達やベアトはまだそこにいるだろうか。]