―篝火のそば― ん?あぁ、皮な。余ってる余ってる。 明日持ってってやるよ。[葡萄酒を取りに行くユーリーの背中をご機嫌で見送っていたところ、ロランの声>>225に振り向いて。] 今度は何作るんだ?[彼の仕事は中々のもので、たまに道具を頼んだこともあったか。考えてみれば、作業中のロランの姿は見たことがないので、] 作業してるの、見学させてくれよ。[ぽっと口を突いて出た。その頃だろうか、ワゴンの音が聞こえてきて。そちらからやってくる匂いに、腹の虫が鳴いた。]