─ 談話室 ─
[エーリッヒが薄くない笑顔>>193を見せてくれると、入っていた肩の力が抜けて笑みを浮かべることができた。
それがあったから、父は仕事中なのだからと、どうにかでも我慢することができたのだと思う]
中央教会?資格?
え…と…?
[団長の話が始まると>>185顔を上げてじっと聞いたが、最初はまるで要領が掴めなくて緩く首を傾け、団長の傍で目を見開いている父>>204を見た。
その父が、ライヒアルトが、エーリッヒが、他の人達が疑問を投げて答えを得るのを黙って聞く。そこから少しずつ理解してゆけば、顔色は青白くなっていった]
……ぅ。
[別人のように低いエーリッヒの声>>194が聞こえ、ビクリと背筋を引き攣らせる。そのまま震えが止まらなくなった。
悲鳴を上げないように両手で口を塞ぎ、浅い呼吸を繰り返す]