[疾風への言葉>>185を嘘にする気はない。 翼を大きく広げ風に乗る。 体力を温存しつつ、必要な場所へ動いていく。 最初に向かったのは施療院。] ……待ってくれ、先生。 少し話が変わった。[他に聞く者ない空で、ラスの事を簡潔に話す。 事実だけを淡々と伝え、残された家族の事を頼んだ。 事情を知り力強く頷いてくれた先生に頭を下げ、次の場所へ。]