― 談話室 ―……あ。[近くからの声>>235に僅かに目を瞠った。近くと言っても、先の小声>>217が届かない程度には距離があったのだが。先程余所者と口にして睨んだ先に、娘にとって幼馴染同然だった彼は無意識なのか含まれていなかった。扉へ向かうその背を見、けれど呼び止める様な声は出ない]