─ 村の通り ─……俺だって、好き好んで崩してるわけじゃあ、ないんだから……。[反論する余地も気力もなく、ぽそ、と呟く。じとん、と見られると、へにゃん、と眉が下がった。こうなると、逆らうのはほぼ、不可能で]……はい、はい。どうせ、返って色々続きやらないと、って思ってたところだし……リーゼ嬢からの頼まれものの事もあるし。……お手数おかけします。[ゆっくりとそう、答えて、それから。ふかぶか、頭を下げていた]