―繁華街―[しばらく通りをいく。もうすぐ家につくというところで先ほど見たのと似たような光景、やはり通れないらしい。]こっちも通れない?[口をついてもれる声、人だかりは丁度自分の家付近で近づいていくと伽矢の声、自分も手を差し出すと見えない壁に手が触れた。自分の家と伽矢の家を隔てるように壁があるらしかった]私の家には…入れるみたい。[人だかりの中には百華の姿も見つかるだろうか?複雑な面持ちで伽矢に視線を向ける]