[返されたのは”良い”笑顔>>238。嗚呼こんなところは妹に似てるな、なんて不意に思ってしまった。そう思ったら、自然溜息が漏れてくる]……俺には血縁は居ねぇ。んな風に呼ばれる覚えもねぇな。[それでも、口にしたのは否定の言葉。ミハエルの父が約束を護っていたのだから、自分が言い出した約束を破るわけにはいかない。その言葉を紡ぐ間は瞳が閉じられ、ミハエルを見ないようにしていた]