[彼、ギュンターは静かに語る。最初から最後まで。神でない者が「神」になり作ったこの箱庭で、人狼の血を持つ者たちによる、生存を賭けた「戯れ」が始まる事を。我々はもうこの「戯れ」から、彼は彼の「運命」から、逃れられない事を。そしてこの「戯れ」では、御伽噺の通りに、「人狼の力」と「人の力」が対立する事、(「神」に寄れば)共存は不可能であり、生きたければ生きる為に殺さなければならない事。最後に、「神」と「裏庭の少女」については何も知らない事を述べた。]