─ →雪原 ─[時々は足元に夢中で気づけないが、顔を上げて父と視線>>227が合えば、大丈夫だよと示すようにしっかりと見返した。エーリッヒの言葉>>238には、不安と同時に不快が多く滲む顔で溜息をついた]イヴァンさん。[速度が落とされ>>228顔を上げた先に見えたのは、冷たく輝く刃が胸を貫いている>>234場面。短く息を吸い込んで、止める。鈍い音と共に落ち白を赤く染めゆくその源にだけ、視線は注がれていた]