そなたでなければ政宗公の手綱は扱えない、でしょう?[そう言って珍しく小さく声を立てて笑い]負けを知らなくては真に強くはなれません。慢心はいつか足元をすくいます。[そう言うとまたすぐに表情を改めて、傷のことを指摘されれば僅かに浮かぶは苦笑の色]大丈夫、と言いたいところですが…これではまたつるぎに余計な心配をさせてしまう。[本来ただの配下であるそれに向けるものに、本人は気付いているのかいないのか。今はただ、差し出された薬をありがたく*受け取って*]