…っ、これ……[ベアトリーチェの痣>>217が見えたとき、クロエは思わず動きを止めた。それは朱い花のように目に映る。漆黒が見張られて、けれど何故と問われれば首を横に振った。困って眉を下げた顔は本物だ。クロエにも、御伽噺を連想した以上の説明はしようがない] …変わっているなと、思って。[こたえは曖昧なまま、ともあれ少女の着替えを済ませる。その後の、ローザの申し出>>223には少しほっとした。今、水桶を手にすれば溢しかねない] 分かった。ついているから、大丈夫。[水桶を手にした彼女へ頷き返す]