─ →PCのある部屋─
[部屋に入ると、ランプの灯りは燃料が切れたのか炎の揺らめきが消えてしまっていた。
今まで部屋の中で淡く光っていたパソコンのモニターも暗い画面となっている]
……何も映ってないってことは、やっぱり終わったってこと、なのかな。
後は出口……どうやって出れば良いのか。
[少し考え込むも、今は涼のことが心配になり。
段ボールの中からタオルと、再びペットボトルを3つ拾い上げる。
けれど左手が使えないために抱えるのに苦労する]
いつっ……。
…無茶しすぎた、かな。
折れてなきゃ良いけど。
[動かそうとして痛みの走った左肩を右手で抑え、小さく呟く。
一度深呼吸してから、タオルでペットボトルを包んでからそれを抱え、シャワー室へと向かった]