― パソコン室 ―
なァに言ってるんだよ。
流したのは冗談にしか聞こえなかったからだ。
仕方ない、おまえが本気だって言うならその前提で応え直そう。
ボクがそうなら、春、おまえも十分過ぎるほどイケメンってことになる。
[泣き真似とわかっているから心配する素振りなく
春>>246へと向ける表情は酷く爽やかな笑みだった]
ボクの中で思いつく一番の褒めなのに。
[子供扱いと言われ困ったように眉尻を下げる。
春が顔を上げると同時に驚きから手を引っ込めて]
変なあだ名つけなくて良いから。
息抜きは今日一日の予定だよ、当然だろ。
――…なんだ、ボクがいないと寂しいのか?
[悪の道への誘いを引き止める言葉と思いことと首を傾げる]