人狼物語 ─幻夢─

72 天より落つる月の囁き


保父 クレメンス

─ 集会場 台所前室 ─

俺の作ったもので良けりゃいくらでも。
ご所望の時に声かけてくれりゃ焼くぜ。

[そんなことを言うのは実は孤児院の中では珍しいこと。
おやつが食べたいと子供達にせがまれることはあれど、決まった時に決まった数だけ作り、食いっ逸れたらそれは間に合うように来なかったその子の責任、と言うのが常だった。
尤も、普段は孤児院に居ないユーディット>>245がそれを知るかは定かではないが。
母親が焼いたものに似ている、と言う話には敢えて触れることは無かった]

ああ、何か作るなら材料は下な。
地下に備蓄庫がある。

[何を作るかまでは知る良しもなかったが、台所へと向かう背中に声をかけ。
その後に広間へと向かって行った]

(247) 2012/01/12(Thu) 01:23:39

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