─談話室→中庭─[すぐ隣では決して無く、比較的近い位置。自身が放り投げた言葉に知らずの様子で零れた反応>>240は視界にも、意識にも掛からないまま][空間を撫でる円舞曲は優しく柔らかいけれど。それに惹かれる事も無く足は回廊から中庭へと移る][仰ぎ見る空は回廊に切り取られて狭く。その最中に自身が吐き出した白が混じり、また狭めていく。視界に収めた鉄紺色は僅かに眇めて]……おかしい、だろ。[ことり、少し勢い付いて俯く。持ち上がる右手が顔を覆い、零れる間]