[エーリッヒを見つめたまま、半眼になる。]…何か役に立つかもしれなくてよ。 私は医者でもなんでもないけれど――― [>>240こつん、とハインリヒに小突かれて眼を丸くして見上げた。唇を少し尖らせ]ばかね。 風邪は怖くてよ。[調子は少し軽く。]