[暫くしてから、ゆっくりと目を開ける。 ニキータを、イヴァンを、それぞれ見詰めてから、笑った。] 君たちと居る場所になら、どこにでも。 もう何も描けないけれど、一緒に見られるだけでも好いなって。[浮かべた微笑は、おそらく、今までで一番、 自然で柔らかいものだったと。自分でも、そう感じていた。**]