― →雪原 ―[目の前で散る赤。>>234イレーネ>>244をその光景から庇おうとしたが、それよりも早く赤は散る]……まったく、躊躇いなくやるんだな。[先の懸念が現実味を帯びたようで、落とす声は、少し低く。イレーネがイヴァンの名を呼ぶのに、小さく首を振った]