巫女に、魅入られた、一族…。
そんなのが、存在、してたん、だ。
琉璃が、ご両親を、手にかけたのは、終わらせるため、だったんだ、ね。
…終わらせる、前に、その時が、来ちゃったん、だ…。
けど、そのためでも、琉璃が、居なくなるのは、悲しい…。
[琉璃が居ればあの惨劇はいつか起きただろうと言うのは分かっていても、悲しいことには変わりなく。思うままに言葉を紡ぐ。地下室に関する話を聞くと、流石に眉を顰め、口元に手をあてた]
[史人の琉璃に対する問いが聞こえると、どうなのだろうかとその視線を琉璃へと向ける]